2019年11月25日月曜日

【Kindle本】山彦 読了

昨年の個人的ベストリーディングに選んだ「金色天化」。


参考:【初開催】私的2018年ベストリーディングはコレでした : SuperBEATCLUB
http://ad.liblo.jp/archives/51963657.html

私が月30冊近く本を読む読書家になってしまったのはこの金色天化のせいだと思うぐらい本を読む習慣を作ったキッカケとなったこの本。

著者のヤマダマコトさんの作品は他にも何冊か読んでるんだけど以前から「読んでみたい」と思ってたこちらの本を読んでみました。


今回紹介するのはヤマダ マコト著の「山彦」。


山彦・上: 漂泊の民 (新潟文楽工房)
新潟文楽工房 (2015-05-15)
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山彦・中: 死者の女王 (新潟文楽工房)
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山彦・下: 目覚め (新潟文楽工房)
新潟文楽工房 (2015-06-01)
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地元紙記者の須見宏は、地域で発生する連続殺人事件の取材中に、偶然、山の民の存在を知り、彼らに興味を持ち接触を図ろうとする。
一方、地元・三条市の市議会議員、高橋義明は、市の実施する入札調書を通じて、市内の建設業者の不正を知る。そして、不正を追ううちに、彼らが山の民と繋がっていることに気付く。
山の民の秘密、そして連続殺人事件とのかかわりとは?
古代と現代。人と自然。さまざまな矛盾と悲しみを抱えながら、少女は夜空を駆ける。

山の民サンカをテーマに、新潟県三条市、燕市、新潟市などを舞台に描いた伝奇ファンタジー大作。

先に個人的な感想を述べますと
超面白かった!

いやぁ〜ホント素晴らしい作品ですね。

この本の中でキーワードになってくる「サンカ」。
参考:サンカ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%AB
正直なところ、私 この本を読むまでサンカなる言葉を聞いたこともなくこの本で初めて知りました。


そのサンカと主人公である地元紙記者の須見宏、そして地元ライターのユキホ。
この本の舞台である新潟県の燕市、三条市で起きる連続殺人事件にどう関わってくるのか。

「えっ!?そんなことになっちゃうの」
って展開が中盤以降に色々とやってきて面白い!!


Amazonレビューを見ていると「大作過ぎて途中中だるみする」ってレビューがありますが、中盤以降グッと面白くなるのに・・・( *´艸`)
なんて思っちゃうぐらい中盤以降一気に面白くなるこの本。


超大作なので読む側も準備は必要だけど、460円でここまで読み応えあって面白いんだから超オススメ。


お時間あれば是非チェックしてみて下さい。
面白いよ〜



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